最終通告 12/20
こんなものは無視です
春への前奏曲 Vol.9 川窪裕子〜春風のささやき〜 1/1
2005年1月1日 塩尻市文化会館 レザンホール 大ホール
第1部
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第2部
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さくら
いつも何度でも
荒城の月
カヒータデアルパ
緑の小道
あなたの笑顔
アメイジンググレイス
涙そうそう
イスラ・サカ
最初から今まで(冬のソナタ)
パパロ・カンパーナ(鐘つき鳥) |
月光る海辺
マドレシータ
ラ・ビギーナ
コーヒールンバ
コンドル〜花祭り
〜時〜
アンコール曲?
ふるさと |
ナイロン100℃ 「消失」 1/21
2005年1月21日 まつもと市民芸術館
作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演 スタンリー・フォルティー:みのすけ
チャズ・フォルティー:大倉孝二
ホワイト・スワンレイク:犬山イヌコ
ドーネン:三宅弘城
エミリア・ネハムキン:松永玲子
ジャック・リント:八嶋智人(カムカムミニキーナ)
【ネタバレ注意!舞台内容を知りたくない方は見ないでください!】
チャズ(39歳)とスタンリー(35歳)は二人暮らしの兄弟。とても仲がいい。振られてばかりのスタンリーにまた好きな人ができた。でもスワンレイクさんがスタンリーの事をどう思っているのかわからない。クリスマスの夜、兄と相談して告白する決心をしたスタンリーだけど・・・・・。ネハムキンは下宿先を探してチャズを尋ねてきたが車が壊れて帰れなくなっちゃった!そしてガスの修理にやってきたジャックは怪しい行動を。ドーネンといえば、ふざけてるみたいだけど時折まじめになるのは何故?時は最後の大戦後らしい、近未来のお話。
観るのは二度目のナイロンです。まさか地元にくるとは・・・夢にも思わなかったわけで。そう思うと市民芸術館ができたこともよかったのだと少し思ったりするのです。ま、これからもこういういい企画がどんどん続けば・・・の話しですが。さて、まずはパンフレットを買ったんだけど、これがけっこうでかくて厚い。今回は出演者がナイロンの主メンバーと客演の6人だけというとても濃い芝居で、パンフレットも濃い(笑) 前半と後半の数ページは写真集のようだけど、真ん中は出演者+ケラさんがそれぞれ指名した人との対談があったり、稽古場日誌のようなものもあったりで、えー・・まだ全部読んでません(・・; 今日の席は一階の真ん中あたり。たいてい芝居の時は開演前に何度か注意事項のアナウンスが入るんだけど、これがまたおもしろかったのだ。「本日の公演時間は2時間40分です。なんと途中休憩はありません。みなさんがんばりましょう!」だって(笑) 確かにがんばりましょうだわなー・・・。7時を少し過ぎた頃にいよいよ開演。舞台はクリスマス。兄弟で仲良くクリスマスの飾り付けやパーティーの準備をしている最中。これって何歳の設定なのかなーと思って観ていたら兄39歳、弟35歳だって(^^;; ま、この設定の無理さかげんというか、妙に子供っぽいところを出している理由は後でわかるんだけど、この時点では「!?」という感じなのだ。それにしても、弟スタンレー役のみのすけさんの、なんていうか・・純真無垢な男の子みたいな演技はほんと上手い。観れば観るほど上手かった。冒頭部分の、まだ観る側もわけがわかんない状態では「は?」という感じだったんだけど、だんだんと状況が見えてくるとこの演技の意味もわかってくるし、すごいなぁと思う。それにせつないんだよねぇ。。。その子供みたいな無垢なところが。おかしくって、せつない。そんなお話。おかしいといっても笑い転げるような笑いはないんだけど、くすくすっと笑っちゃうみたいな。スタンはパーティーの為に料理を作ってるんだけど、チキンにかけるソースは女の子はみんな大好きな味とか言ってる。で、兄チャズは「女の子の好きなものって何?」と聞くと「あさり」と断定。女の子は絶対あさりが好き・・っていうかその前にチキンにあさりのソースってどうよ?さらにスタンが片思いしているスワンレイクさんは貝アレルギーで、その料理食べてぶっ倒れたらしい。そのスワンレイクさんも常識のある人なのかなぁと思えば、ものすごく思いこみが激しくて気性がはげしそう。スタンを受け入れてからはものすごく一途になる。でも最後の最後にその優しさ故に殺されてしまうのだけど。。。よくわかんないのがドーネンさん。たぶんこれは戦後の話しらしいので、戦争の後遺症で(放射能とか?)身体がどんどん犯されていってるのかな?そのへんは何も説明がなかったので不明。薬を間違えるなどの物忘れも最初はおもしろおかしくしてるんだけどこれもどうやら後遺症らしく、最後に近づくにつれて鬼気迫る感じに演技が変わっていく。でも、だめ。ドーネンさんは好きになれん。後半、スタンがどういう人(人・・というか、違うというか)なのかがわかり、いろんな女の子に振られ続けているという前半の話、そしてその女の子達が行方不明になっている理由も明らかに。あれだけ好きだと言っていたスワンレイクさんのことをきれいさっぱり忘れてしまうスタン。前夜には結婚の約束をしていたのに翌日「誰?」と面と向かって言われたら?その悲しみの中、それでもスタンを救おうと一緒に逃げるスワンレイクさん。そして・・・。悲しく、重い結末でした。さて、チャズとスタンを内偵している役の八嶋さん、「この人知ってるけど、誰だっけ?」と最後まで考えていた(^^; 終わる間際に「あー!」トリビアの人でした(笑)テレビあまり見ないもので。でもあの司会のまんまって感じでおもしろかったです。カーテンコールの最後になんとケラさん登場。みのすけさんになにやら話しかけてると思ったら、紹介してもらってた(笑)「わからないとまずいと思って」だって。前も書いたっけ?ケラさんと言えば有頂天のケラさんのイメージなんだけど、年々太ってますか?気のせい?横にいたAKIさんは「服部さん・・・」とぼそっと。同じ会社の人なんだけど。これには私もはんちゃんも納得。この会場の広さに感動されていた様子でした。私も一緒になって見回してみたけど、少し小さめに区切られてはいたけどいっぱいになっていてよかったねぇ。。。>松本 これでまた次回も来てくれるかな?来て欲しいな(^^) 待ってまーす。
前回ナイロンを観た時のレポはこちら
ナイロン100℃のHPはこちら
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