ニホンミツバチとセイヨウミツバチ
生態・行動 | ニホンミツバチ | セイヨウミツバチ | |
体長 | 女王蜂 | 13mm〜17mm | 15mm〜20mm |
働き蜂 | 10mm〜13mm | 12mm〜14mm | |
雄蜂 | 12mm〜13mm | 15mm〜17mm | |
生育期間 (卵〜成虫) |
女王蜂 | 15日 | 16日 |
働き蜂 | 19日 | 21日 | |
雄蜂 | 21日 | 24日 | |
働き蜂の体色変化 | 夏になると黄色に変化 | 変化は余りみられない | |
グルーミング (見繕い) |
よく見られる | あまり見られない | |
一般性質 | おとなしい・めったに刺さない | やや荒い、巣門近くにいると刺すことあり。 | |
害敵・病気 | オオスズメバチ | 巣内に誘導 | 巣門前で応戦→全滅してしまう |
キイロスズメバチ | 蜂球による熱殺 | 刺針行動 | |
ミツバチヘギイタダニ | 被害が少ない | 被害多い | |
腐蛆病 | ほとんどない | ときどき発生する |
ミツバチといえば普通は養蜂種のセイヨウミツバチをいいます。このセイヨウミツバチは明治時代に養蜂のため移入され、今では日本列島の至る所で飼われています。働きバチは腹部が黄色い色をしているのが特徴です。しかし、日本には在来種のミツバチがいるのです。私はこのことをつい最近知りました。これをニホンミツバチといいます。セイヨウミツバチより少し小さく黒っぽいのが特徴です。また、性質はおとなしく、というより臆病でめったに人を刺すことはありません。蜜量はセイヨウミツバチに比べれば、格段に少ないですが、『百花の蜜』ともてはやされ、買うとなるとセイヨウミツバチの蜜の倍以上の値段がつけられ、また稀少なので手に入れるのは難しいようです。(松本市安曇(旧安曇村)の売店や松本市奈川(旧奈川村)の売店などでは100g1000円程度の単価で゙売られています。)