アメリカフライト日記

カタナDA20について

カタナDA20

「カタナ DA20」とは、カナダ製の2人乗りの軽飛行機です。空気抵抗が少ない流線型デザイン、細いテール、視界が良いコックピットなどが特徴です。ライセンス取得後、私は好んでこの「カタナ DA20」に乗っています。

「セスナ」のような操縦輪(ハンドル)ではなく、ジェット戦闘機みたいな操縦桿(スティック)です。操縦席からの視界は良く、飛行中は上側も下側も正面までもよく見えます。「セスナ」の視界と較べたら「カタナ」はヘリコプターのようです。着陸時は正面の滑走路を目視しながら接地ができます。機体はオールプラスチック製で、可変ピッチ式のプロペラブレードも、なんとプラスチック製です。

エンジンは1200ccの80馬力で小型自動車並みですが、空気抵抗が少ないので、200km/h以上で巡航できます。110馬力の「セスナ152」より早いことになります。実際に「カタナ DA20」で「セスナ152」を追い抜いたこともあります。

「カタナ DA20」の歴史

Diamond Aircraft社の前身「HOAC」社は、モーターグライダー「H-36 Dimona」や「Super Dimona」の生産をした後、スパン(翼長)を短縮し、3車輪式タイプとした軽飛行機「DV20 Katana」を1991年から生産します。

その後、生産拠点をオーストリアからカナダに移し、社名を「Diamond Aircraft」社に変更し、「DV20 Katana」に数々の改良を加えて、「Katana DA20-A1」が誕生します。1994年11月にアメリカFAAの型式承認を取得し、現在までに400機以上が生産されています。「Katana」という名前は日本の「刀」に由来しています。ちなみに「Katana DA20」のDAとは、社名が「Diamond Aircraft」に変更される前は、Dimona Aircraftを表していたそうです。

「カタナ DA20」のコックピット

カタナDA20のコックピット

「カタナ DA20」の仕様
   
全幅 35フィート7インチ(10.8m)
全長

23フィート6インチ(7.2m)

全高 6フィート11インチ(2.1m)
エンジン Rotax 912 (1200cc)
出力 80 HP
機体重量 1100ポンド(498kg)
最大離陸重量 1610ポンド(729kg)
超過禁止速度 161ノット(298km/h)
巡航速度 118ノット(218km/h)
失速速度 37ノット(68km/h)
座席数 2 座席

(参考文献: 「KatanaDA20 Pilot Guide」 Aviation Supplies & Academics)

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